<無形民俗文化財情報>

<名称>曽根崎の獅子舞(そねざきのししまい)

<種別>鳥栖市指定無形民俗文化財

<公開日>毎年3月29日の直前の日曜日(2018年は3月25日)

<時間>老松神社境内で獅子が舞う(9:00)⇒下社に向かって神幸祭⇒老松神社に戻る(14:00 )⇒老松神社境内で獅

子が舞う⇒餅まき

<公開場所>老松神社(佐賀県鳥栖市曽根崎町)及び周辺

<駐車場>老松神社に15台程度、神社横の若竹幼稚園に15台程度

<トイレ>老松神社境内にある曽根崎町立公民館のトイレを使用可能

<問合せ先>鳥栖市教育委員会事務局 生涯学習課 文化財係  TEL 0942-85-3695

公開日時は変更になる場合がありますのでご注意ください。
  
 
      
 
<曽根崎の獅子舞の内容説明>

 曽根崎の獅子舞は、元禄8年(1695)の曽根崎老松神社再建を記念して、その翌年から始められたと伝えられている。

江戸時代には曽根崎老松神社が基肄郡下郷の惣社であったことから、神辺・萱方・古賀・曽根崎・水屋・赤川村や田代の5つの町などで、行列浮立も含めた神幸祭として執り行

われていた。

その後、奉納する村々の変動、あるいは幾度かの中断があり、明治20~40年代以降は、曽根崎・酒井西・酒井東だけで御神幸、田代の5つの町から旗が奉納されていた。

現在の形になったのは昭和58年に復興してからのこと。 

 曽根崎の獅子舞は、雄・雌獅子とも前獅子役と後獅子役があり、2人が一体となる二人立ち一匹獅子で、伎楽系の獅子舞である。鉦と太鼓の伴奏によって、雄獅子・雌獅子・

つり合い獅子の順序で演舞される。この3つの獅子舞には童子が扮する獅子つりが付き、これにつられるようにして演舞する。

老松神社から下社までの往復(御神幸)では「道ばやし」が道ばやし・筑後ばやしと曲目を変えながら演舞される。

土地の悪霊を鎮めて人々を浄め豊作を祈願する曽根崎老松神社の神幸祭として、3月29日の直前の日曜日に開催される、鳥栖市無形民俗文化財である。

<NIA取材記>

 2018年3月25日は、曇り空であった。10時頃に老松神社に着いた。境内ではカンカンと鉦の音がする。正面の大鳥居付近には駐車場はないので裏側に回った。そこには15台

ほどの車が駐車していた。すぐ横の若竹幼稚園は臨時駐車となっていた。

すでに、獅子舞は終わったばかりで、下社への神幸の準備がなされていた。獅子舞は御神幸の後で再度行われるそうで安堵した。

御神幸は賑やかで、道ばやし、筑後ばやしでの道行は整然としており良かった。

御神幸が終わり、老松神社の大鳥居の前で2匹の獅子が2人の童子をそれぞれ背に乗せ境内に入ってくる。すぐに獅子舞が始まる・・・・

獅子が頭を噛むとき、後ろ足をピヨンと跳ね上げる動作は面白かった。

鉦担当の10名ほどの若者が円陣をつくり鉦をしばらく叩く。終わると神殿を一回りして神殿を背にして大鳥居のところに並んで鉦を打つ。だんだん鉦を打つ間隔が短くなり最後

は鉦を打つ木を一斉に投げ上げる。

すぐに餅まきが始まる。あちこちから声がかかる。「こっちも投げて」「こっちこっち」・・・・

                                                                                                                                          記述 2018.4.24  池松卓成